あらすじ/概要
実務未経験から情シスに転職して約二ヶ月。
従業員約300名規模、都内に2拠点、地方に4拠点の会社(非IT業種)で上司と2名体制で情シスを回す日々。
ネットワーク障害の問い合わせが度々あるが、ケーブルの行き先が分からず切り分け時に困ることが多々あるのであった。
こんばんは、ばーふぃんです。いよいよお盆ですね。まだ入社して間もないですが、明日からしっかりお盆連休いただけることになり歓喜していますw連休前最後の投稿、頑張ります。
さて、以前にネットーワーク配線に関しての記事を投稿させていただきました。ヘルプデスク業務でネットワーク障害に関することがちょいちょいあったのですが、ケーブルの行き先が分からず切り分けが大変な場面が多々あったので、私がいる本社や他の都内の数拠点のLAN環境をざっと見てきました。
結果、何も分からない。配線図面も残ってないし。
OAフロアになっているところもそうでないところもあるのですが、どのみち床やカーペットの下ないし天井裏等にLAN配線が埋まってしまっているため、どのケーブルがどこに繋がっていて、と追うことが非常に困難な状態でした。
さすがに床引っぺがして、天井点検口開けて全てを追うだけの勇気と元気と気力はありません。
せめてケーブルタグくらい付いていれば・・・
ということで、今後はケーブルタグを付けていくことを徹底していくことにするつもりなので、私が過去にいた会社でどんなやり方をしていたか簡単に紹介できればと思います。
ケーブルタグの作成方法
始点と終点を明確に
ぶっちゃけこれがちゃんと出来ていれば何でもいいと思います。答えはありません。
私が過去にいた会社を例に挙げると、始点と終点にそれぞれ
- ケーブル名(番号)
- 使用場所
- ホスト名(使用場所をホスト名に含むのもありです)
- ポート番号
の情報をFromとTo両方記載していました。具体的にどういうことかというと、
こんな感じです。島ハブのポート数足りないとかいうツッコミはやめてくださいw
1本のケーブルの端と端にFromとToを表と裏にそれぞれ書かれたタグが括り付けられています。
ホスト名は適当に書いてますが、ケースバイケースで行き先がちゃんと識別出来るように書かれていればいいかと。
この例ではFromとToを一つのケーブルタグの表裏に書いていますが、ケーブル番号(名)だけが書かれたタグがケーブルの始点と終点に付いていれば十分判別出来ます。どこまできっちりやるかはその会社次第。
こういうタグではなくてケーブルに貼り付ける用のシールもあるので、そういうタイプのものを使用する場合はケーブル番号(名)だけ書いてあるケースもあります。
管理出来るよう、情報はドキュメントとして残しておくこと
作成方法とは少し離れますが、ケーブル番号いくつまで割り振ったっけ?とかここに設置してあるルータのホスト名何だっけ?と必ずなるため、図面はじめ、何らかの形で必ずケーブル番号やホスト名等の情報は残しておくようにしましょう。ドキュメントの作成は大切です。
手書きはダメ、テプラ等を使いましょう
ケーブルタグに記載する情報は、手書きではなくテプラ等を使用するにしましょう。手書きだと汚くて見栄え悪いし消えたりすることもあるので、手書きはオススメしません。
まとめ
簡単ですが、ケーブルタグの作成例を過去の経験を元に書いてみました。
上述の通り、これじゃなければいけない、という方法はありませんので、会社で運用しやすいように作成するのがいいと思います。
とにかく、
- 始点と終点を明確にすること
- 情報はドキュメントに残すこと
- 手書きで済まさないこと
これだけやっておけば管理には困らないはずです。
LANケーブルだけを例に取り上げていますが、電源ケーブルや電話線でも全く同じことが言えるので、是非ご参考にしてみてください。